1月17日(金)、虹の松原で安全点検研修会を実施しました。

この研修会は、虹の松原保護対策協議会が毎年開催しているもので、佐賀森林管理署の職員の方を講師にお招きして実施しました。
まず「どのような危険が考えられるのか」といった内容を学び、その後、一緒に松原を歩きながら「どのような状態の枝や木が危険とされているのか」「気を付けるべき植物はどれか」を確認しました。

また、質疑応答の時間では、マツに関する素朴な疑問が挙がりました。
「散歩をしていると、時々、松の枝の一部に雲のように松の葉っぱがわだかまっているものを見かけますが、あれは何でしょう?」という質問に対して、
講師の方から「クロマツメテングスフシ」と呼ばれるフシダニ類が原因となる虫えい(こぶ)ではないか、との回答がありました。
この現象自体がすぐに大きな問題を引き起こすわけではありませんが、枝が重たくなりすぎると折れて落下する危険性があるのではないかと感じていたと話されていました。

虹の松原は非常に広いため、誰か一人に頼るのではなく、参加者全員が危険に対するアンテナを高く持つことが重要だと改めて感じました。

虹の松原安全点検マニュアルは、こちらからご覧いただけます。