唐津では、旅館やホテルに泊まるのではなく、その地域の人々に接し、農業や漁業などを体験しながら、一般家庭に泊まる「民泊」タイプの修学旅行の受け入れが盛んに行われています。

私たちKANNEでは、唐津ならではの体験の一環として、民泊生向けに松葉かき体験を実施しています。

 

12月5日(木)、今回は甲信越から唐津に訪れた高校生たちが、松葉かき体験に初挑戦しました!

 

最初は寒さの影響か、皆さんの動きに少し硬さが見られました。

しかし、「誰が一番多く集められるか」と枝拾いや松ぼっくり拾いで競い合う提案が出ると、皆さんの動きが次第に活発になり、あっという間に枝や松ぼっくりを拾い終えることができました。

次の松葉かきをしながら、地面がこんもりと盛り上がっている場所を見つけ、「これは何だろう」と不思議に思われていました。

虹の松原にはさまざまな動植物が生息していますが、最近特に活発なのはモグラです。

このこんもりと盛り上がった砂は、モグラのトンネル工事のあとです。

「えっ、モグラがいるんですか!?」と驚くご友人に、すかさず別の子が、

「ここだったらツチノコおるやろ?」といたずらっぽく笑いながら答える場面も。

「どうだろうねえ」とホストファミリーの方も一緒に想像を膨らませ、和やかな雰囲気が広がりました。

 

このように、民泊のホストファミリーの皆さんとの雑談を交えながら、楽しいひとときを過ごす活動となりました。

約30分間の取り組みを通じて、虹の松原は本来の姿である「白砂青松」に一歩近づきました。

唐津の宝を守る活動を行ってくれて、ありがとうございました。

 

またいつか、ぜひ虹の松原に遊びに来てくださいね。

修学旅行生の皆さん、そしてホストファミリーの皆さん、ありがおうございました。

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••

NPO法人KANNEでは虹の松原の再生・保全ボランティアを募集しています。

ご興味のある方はこちらからチェックを!!

https://npokanne.com/saiseihozenkatudou/