虹の松原再生・保全活動のはじまり

虹の松原は、国の特別名勝や玄海国定公園に指定され、白砂青松百選に選ばれるなど、日本を代表する文化的遺産であり、重要な観光資源であります。

しかし、1960年代ごろから人々の生活様式の変化により、松葉の採取が行われなくなり、林地が富栄養化したため広葉樹が繁茂していきました。また、松くい虫による松が枯れる被害も年々深刻化している状態でした。そこで多くの課題を解決し、白砂青松の姿を取り戻すべく、ボランティアによる松葉かきや除草作業等が2009年度からはじまりました。

虹の松原再生・保全活動で目指す姿

  • 虹の松原内の広葉樹やマツの過密林が伐採され松原全域がマツの単相林の状態になっている。

  • 虹の松原全域で、市民による松葉かき、除草等の再生・保全活動が実施され「白砂青松」の状態となりショウロ(松露)が発生している。

  • レクリエーションや森林浴・海水浴等、ウォーキングや植物観察、自然体験の場として一層の活用がなされている。

白砂青松

白砂青松

松露

松露

変わった松

変わった松

虹の松原の再生・保全に関する組織図

虹の松原再生・保全実行計画書

虹の松原保護対策協議会では、佐賀森林管理署・行政・民間団体・地域住民など、多様な関係機関と相互に連携を図りながら、虹の松原を大切に守り、育み、後世に伝えることを目的として、「虹の松原再生・保全実行計画書」が策定されています。

参加の方法

  • Keep Pine Project ~虹の松原クリーン大作戦~ (略:KPP)

  • アダプト制度

  • 松の日

  • バスターズ

  • 草刈り(規定の機械損料をお支払いいたします)

  • 松原活動サポーター

※個人・団体に関係なく参加ができます。(詳細は、お問い合わせください。)

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松原だより

虹の松原のことや再生・保全活動について知っていただくために発行しています。

活動者一覧

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