KANNE事業名
多様なコミュニティの形成による地域の居場所と活躍の場の創出
~虹の松原を通して自信と誇りを育む~
事業概要
虹の松原の知名度は佐賀県内では高いものの、松原がもつ魅力や力は知られていません。
また1960年ごろから人々の生活様式の変化により松葉かきが行われなくなったことでかつてあった地域コミュニティが衰退し、虹の松原も荒廃が進み、その存続が危ぶまれています。
地域が持つコミュニティの低下が危惧される現状の中、高齢者や障がいのある方、過去に失敗をした人など性別に関係なく、誰でもが頑張れる・活躍できる場がある社会の実現が求めらています。
そこで松原が持つ魅力を活用して、これまでの地縁※1によるコミュニティだけではなく、志縁※2、知縁※3を通した新たなコミュニティの創設を通して、全ての人が居場所と活躍の場があり、将来にわたって安心に暮らせる持続可能な地域社会の実現を目指し、地域ビジネスモデルを創出します。
併せて虹の松原の再生・保全活動への推進力を高め、地域の宝である虹の松原を次世代に引き継いでいきます。
※1地縁:自治会・町会・PTAなど、居住地域を対象とした組織
※2志縁:ボランティア団体・NPO法人・スポーツクラブなど、特定の目的
※3知縁:知的好奇心が結ぶ縁(趣味など)
休眠預金等活用事業とは?
10年以上入出金等が確認できない休眠預金等を原資として、民間公益活動を行う団体に助成等を行うことで、社会課題の解決を推進を行う事業のことです。
KANNEは2019年度休眠預金等活用事業にて、資金分配団体である公益財団法人佐賀未来創造基金の公募により、「人口減少と社会包摂型コレクティブインパクト事業」において、実行団体として指定されました。