世界最強の雑草とも言われる「チガヤ」
ものすごい繁殖力で虹の松原をチガヤの草原としていっています。
地中に縦横無尽に広がる「根っこ」からも芽がでてくるし、
5月から6月頃には開花し種も飛ばして増えていきます。
そこで開花して種を飛ばす前に根っこから抜いていきたいと思います!
皆さんの力をかしてください!
〇日時:2021年4月6、13、20、27日(火)9時~10時30分
〇場所:浜崎森林浴の森公園駐車場
〇内容:松原の中に生えている「チガヤ」を根ごと抜いていきます
〇持ってくるもの:活動しやすい服装・靴、タオル、水分など
※3回ご参加をいただくとプレゼントがあります!
けど、「チガヤ」は悪者ではないのです。
説明がとっても難しいのですが…
「チガヤ」は
神社の「茅の輪くぐり」や漢方に使われたり。
また、出たばっかりのチガヤの穂はとほんのり甘く
昔は子どもたちがなめていたそうですよ。
万葉集では「浅茅」と詠まれていたり古くから親しまれています。
万葉集にある歌を一つ紹介しますと、
我が君に 戯奴は恋ふらし 賜りたる 茅花を食はめど いや痩せに痩す
(あがきみに わけはこふらし たばりたる つばなをはめど いややせにやす)
この歌の意味は「私はあなたに恋をしているようです。いただいた茅花を食べても、ますます痩せてしまうのです」となります。
このころからもチガヤの花を食べていたのですね。
昔は、自然と人の暮らしはバランスがとれていたんですね!
今ではこのバランスが崩れてしまい、
残念ながら虹の松原では、チガヤがはびこりすぎているので、
抜いていきたいと思います。